今まで感じたことのない達成感は、これからもずっと忘れる事はできません。
高校準備コースを終え現地校へ
僕は、昨年一年間過ごした語学学校(エバコナ エデュケーション)を修了し、コロマンデル半島に位置する町、フィティアンガのマーキューリー・ベイ・エリアスクールへ編入しました。
実は、入学前日までは「大丈夫。何とかなるだろう。」くらいにちょっと軽く考えていたのですが、いざ入学してみると、自分が思っていた以上に甘くはありませんでした。
現地の高校生活に慣れていない事もあり、入学当初のあの辛さは今も鮮明に覚えています。
全ての教科において話せるクラスメイトもおらず、最初はクラスでは一人でいる事が多かったのです。
それでも時間とともに一人、またひとりと、授業を重ねるごとにクラスメイトと話ができる教科が増え、自然と友人も増えていきました。
今では、全ての教科の授業で、話をしたり、作業を一緒にしたりする事ができるクラスメイトがいます。
苦手な分野でも、まずは挑戦してみよう
僕の通うこの学校は、学校行事が多く盛んです。
最近のイベントでいうと、クラス対抗のドッチボール大会などがありましたが、僕の一番印象に残っているイベントは、日本の学校ではあまり見られない「クロス リバー(Cross River)」というものです。
学校が海に近い事もあり、学校から徒歩20分程度の所にある入江で開催されます。
スタートする浜辺からホーム(ゴール)のある対岸まで、泳いで海を渡るというものです。
泳ぎの得意な子は楽しみかもしれませんが、僕は、泳ぎに自信がなく、最初はあまりやる気にはなれませんでした。
しかし、友達に誘われた事や、自分の苦手な分野でも、まずは挑戦してみようと思いなおし、このイベントに参加しました。
およそ、150メートルの距離、歩けば数分程度でしょうが、僕はその倍以上の時間をかけて、なんとか無事に辿り着く事ができました。
ゴールした時には、身体は酸欠状態、歩こうにもふらふらの千鳥足となり、頭も痛く、まったくの疲労困憊状態でした。
でも担当の教諭に「良くやった!!」と褒められた時の嬉しさと、そして今まで感じたことのない達成感は、これからもずっと忘れる事はできません。
学習面でも苦手克服を目指しています
また、この学校ではイベント等の息抜きの面でも充実していますが、学習面においても自分の学びを追及する事ができます。
マーキューリー・ベイ・エリアスクールでは、集中的に自分の興味や自身の進路を見据えて、科目を選択して学ぶことができます。
選択科目制なので、無駄なく自分の選択している科目に関して、より一層集中して専念する事ができるのです。
その中でも、僕は、実は文章を書く事が得意ではありません。自分が選択した科目であっても、レポートを書く課題はあります。
さらにもちろん英語で書いて提出しなければならないので、自分の苦手な分野であるレポートの課題では、今も大変な思いをする事もしばしばあります。
でもこの苦手な分野も必ず乗り越えられると信じて、日々学習しています。
母国語である「日本語」ほど「英語」を流暢に話したり、書いたりする事ができずに、まだまだ苦戦する事もありますが、これからも前向きに、実りある留学生活を送れるように、一生懸命に何事にも取り組んでいきたいと思います。