ドラムヘラー・バレー・セカンダリー・スクール（Drumheller Valley Secondary School） があるドラムヘラーは、もともと石炭、天然ガスなどの資源が豊富にある町として発展してきましたが、恐竜の骨が発見されたことで一躍世界的に有名になりました。

ここには世界的に有名な王立ティレル古生物博物館(別名恐竜博物館)があり、恐竜に関しては世界最大級の規模であり、現在も恐竜学の中心的存在としてこの分野をけん引し、ここで多くの学者たちが発掘・研究を続けています。

そのため、観光客もこの地を訪れるため、観光客のための施設やウォールマートなどのスーパーマーケットなどはありますが、郊外の落ち着いた小さな町の雰囲気の中で、学業に集中することができる環境です。

ドラムヘラー・バレー・セカンダリー・スクールは、生徒数約450名近くのゴールデンヒルズ学区内では小・中規模校ではありますが、教師・学校スタッフと生徒たちの間はとても親密で、常に温かいアットホームな雰囲気づくりを心がけている学校と言われています。

一方で留学生の受け入れも積極的で、学区内23校のうち留学生を受け入れている数校の中でも、留学生の受入れ率が高めの学校であり、常に国際的な雰囲気も大切にしています。

もちろん、留学生のためのインターナショナル・スチューデント・プログラムでは、留学生が学校生活に慣れるまでの間、カナダ人生徒（バディ）が学校生活の中でいろいろヘルプしてくれる「バディシステム」を導入しており、留学生が外国での学校生活が初めてでも、なるべくスムーズにクラスや学校に馴染めるよう配慮されています。

そして教育レベルが高いことで知られるアルバータ州の教育基準に沿ったカリキュラムによるELL（留学生のための英語学習）サポートを提供し、将来のためのキャリア形成に役立つ分野を学べるキャリア＆テクノロジーや、アート、スポーツなどバラエティに富んだ分野を学ぶことが出来ます。

どちらかといえば、学業一辺倒ではなく、スポーツや文化活動にも興味や力を注ぎたい、のんびりした雰囲気で学校生活を送りたい方にお奨めな学校と言えます。

11月には海外からの留学生とカナダ人生徒が共にチームを組んで、文化紹介や、様々なイベントに挑戦し、相互理解を深めるインターナショナルエデュケーション・ウィークという期間を設ける取り組みをしています。