サウス・デルタ・セカンダリー・スクール（South Delta Secondary School）は、1970年にデルタ市の南西部トワッセン地区に創立されたGrade8-12年生のためのリニア制の公立高校です。

全校生徒数約1500名、教職員約110名の大規模校で、周辺のすべての小学校のフィード学校（進学先学校）になっています。

サウス・デルタ高校のあるトワッセン地区は、ほぼ住宅街が広がるエリアですが、BCフェリーターミナルを抱え、アメリカ国境に接しているため、両国住民の往来もある地区です。

比較的裕福な地域と言われており、美しい海に面したビーチが広がり、また緑豊かな公園も多数あるため、アウトドアのアクティビティが盛んで、カヤック、ゴルフ、サイクリングやマリンスポーツなどに人気があります。

サウス・デルタ・セカンダリー・スクールも大きな通り沿いの住宅街にあり、徒歩10分のところにはウィンスキル・パークや、ゴルフやサッカー場、レクリエーションセンターなどがあります。

さらに徒歩10分歩けば、ショッピングモールやスターバックスカフェやレストランなどが並ぶ通りに出ることができます。

また公共交通機関で20分程度でいくつかのデパートやスーパーマーケット、カフェやレストランなどが立ち並ぶ大きなショッピングモールへも出ることができます。

大都会のような繁華街とは異なりますが、留学生にはバランスのとれた生活環境となることでしょう。

サウス・デルタ・セカンダリー・スクールでは、多くの活動に生徒たちが参画できるような機会を多く提供することに取り組んでいます。

またモットーとして「R.O.C.K.S！」つまり、
R（Respect:敬意を払う）
O（Ownership:与えられるものに向き合う姿勢、意識）
C（Caring：優しさ、思いやり)
K（Knowledge：知識）
S（Safety：安全に）
を掲げて、全校で生徒たちを指導しています。

また、芸術・ビジネス教育・英語（現国）・家計・外国語・数学・音楽・体育・科学・社会・技術工学・文芸分野において170以上ものコースや特別プログラムを設けています。

その他、リーダーシップを図るための活動や、ランチ時間に活動できるクラブや、日々行われるクラブなど支援し、積極的に生徒たちに参加するよう推奨しています。

特にアカデミックの分野では、フランス語と英語の両方で授業が行われるフレンチ・イマ―ジョンプログラムや、大学やカレッジの一部単位を取得できるAP（Advanced Program）プログラム、10年生でのSTRIVEプログラム（英語、数学、体育そして科学に特化する）、農産業＆環境について学ぶファーム・ルーツ・プログラム、デルタ学区が提供するディストリクト・キャリアプログラムとアカデミープログラムも漏らすことなく提供されています。

また生徒たちが十分に学習できる環境を提供するための科学棟とラボ施設、ジムも整っています。

大規模校でありながら、留学生数は多くはなく、同じ環境の中でROCKSの精神を誇りに、暖かい校風とオープンなムードでサポート体制もしっかりしています。