デルタ・セカンダリー・スクール（Delta Secondary School）は、 デルタ市サウスデルタのトワッセン地区に隣接しているラドナー地区にあります。

ラドナー地区は地元のスポーツチームの本拠地になっていたり、市役所や、デルタ教育委員会オフィスがあったりと市政の中心が集まっている地区です。

自然にも恵まれており、広いメモリアル・パークなどの自然公園や、地区の片側はフレイザー川が隣接しているため、ボートや乗馬を楽しめる人気スポットなどもあります。

高層ビル群が立ち並ぶような大都市の華やかさはありませんが、センターには美術館や、図書館、コミュニティセンターや、郵便局、ショッピングモール、カフェ、レストランなども あり、賑やかで活気があります。

デルタ・セカンダリー・スクールは、ラドナー地区の中心地からも近く、徒歩で5-10分もあれば市の図書館や美術館、スーパーマーケットやショッピングセンターにもアクセスできる利便性のある場所にあります。

この高校の前身は教室２つの小さな学校としては1912年に創立されたところから始まり、幾度かの変遷をたどり、1975年に現在のデルタセカンダリースクールの名前となりました。

デルタ・セカンダリー・スクールは、Grade8-12年生までの全校生徒数約1140名（2020年）のリニア制の学校です。

学校のミッションとして「より大きなコミュニティへの我々の貢献においてだけでなく、学校内外においても優秀であることにつとめ、生徒・市民自身の成長と達成への道のりを支援することを追い求める」ことを掲げています。

そのために良き「P（参加する）A（ベストを出し切る）C（他人への支援）E（探求する）R（自身と他人への敬意）」になることを大きな教育目標としています。

160以上の様々なコース提供に加え、様々な特徴あるプログラムを用意しています。

例えば、Farm Roots Mini Schoolという、農業を専門的に学ぶことができるプログラムを行い、デルタ学区の様々な高校から生徒が参加しています。

8エーカーの農地を持っており、2日に1回はこの畑に行き農業にを学ぶことができます。

他にも、微積分学でのAP（Advanced Placement）コース、料理や技術教育、デジタルデザイン、音楽、舞台、ビジュアルアートなどのプログラムも提供。

将来にその道で成功するためのステップとして、ビジネス教育、キャリアプログラムなども幅広く提供しています。

またデルタ学区で提供しているディストリクト（学区）・アカデミープログラムも取り入れています。

デルタ・セカンダリー・スクールではスポーツのラクロス・アカデミーやダンス・アカデミーを提供、専門のスタッフ、講師、コーチの指導の下、一般授業とは異なり集中して学ぶことができます。

ディストリクト・アカデミーではデルタ学区内の生徒（Grade8-12年生）であれば、他校で開いているアカデミーであっても、登録・参加できるプログラムがあるので、他校生と交流しながら一つのチームとして活動ができます。

また、高校内でのクラブ活動も積極的参加を生徒たちに奨励しており、スポーツ系、文科系、アート系などランチ時間を活用して、学年を超えて生徒同士が交流できるよう支援しています。

学校の施設も、現存する最も古かった体育館も、2003年夏には最新の体育館として建設を終え、地震につよいグレードアップされた体育館として生まれ変わりました。

現在、屋外のテニスコート場エリアを調整して、そこにさらに屋外のバスケットボールコートを拡充する計画があり、学校施設の環境を整えつつあります。