バーンズビュー・セカンダリー・スクール（Burnsview Secondary School）のあるデルタ市は、バンクーバー市の南にあたる、カナダとアメリカの国境に面しています。

3つの地区（ラドナー、トワッセン、ノースデルタ）からなる緑豊かな田園、川、海にも恵まれた人口111,000人の地方都市です。

市内はバスが走っており、都心部のバンクーバー市へは市バスとスカイトレインと呼ばれる電車を乗り継いで約30分程度で行くことができます。

バーンズビュー・セカンダリー・スクールは、この3つの地区の中で一番広く、栄えているノースデルタ地区にあります。

周辺は自然溢れる閑静な住宅街が広がり、近くにはショッピングセンターや、リクリエーションセンター、自然保護公園もあります。

またノースデルタの中心街エリアにも近く、郵便局、図書館、警察署、コミュニティパーク、サッカー場、カフェや日本食など多種多様なレストランやスポーツ複合施設などアクセスできる環境が整っています。

バーンズビュー・セカンダリー・スクールは、1972年Grade7～10年生までの中等学校として創立しました。

1997年の火災で全焼に近い被害をうけ、再建に1年以上を費やしましたが、その後再建し、さらに2005-2006年にかけてGade11-12年生を受け入れを開始しました。

規模を拡大し、現在はGrade8-12年生を受け入れている全校生徒数870名を擁するデルタ学区の中では小規模校の公立校となりました。

高校では１年を通して同じ科目を履修し、１年かけて単位を取得できるリニア制を採用しているので（2021-2022年度においてはセメスター制の時間割を導入）、各科目、教科をしっかりと学ぶことができます。

学校のビジョンとして「バーンズビュー・セカンダリー・スクールは、市民自身の成長と達成への道のりを助けることに専念する多様なコミュニティである」ことを目指しています。

「安全な中で、リスクを恐れず、協力し、相互に尊重しながら楽しむことを奨励する挑戦的な学習環境において最高の自分になる」という人材ビジョンを掲げています。

160以上のコースを設け、多種多用なプログラムを提供しています。

過去、賞を受賞したことがあるロボティックス〈Robotics)などは、テクノロジーエデュケーションプログラムの中で学ぶことができます。

またデルタ学区の中で唯一フランス語と英語で授業を受けることができるフレンチ・イマ―ジョンプログラムも提供しいてます。

その他にはデルタ学区が提供するデルタ学区アカデミープログラムや、優秀なリーダー人材育成のためのリーダーシッププログラムなどがあります。

そしてアカデミック以外でも、将来のキャリア形成のためのデルタキャリアプログラムも提供しています。

また地域社会への貢献という意味で、慈善活動や、飢饉に苦しむ子供たちへの活動など取り組んでいます。

留学生の受け入れに関しては、平均80名程度の留学生が学んでいます。

スポーツも生徒たちの健康や健全な人材育成教育の一貫として奨励しています。

クラブやスポーツチームとして、季節（春・秋・冬）ごとにバラエティに富んだ種目が設けられています。

近年はテクノロジーの発達に重点を置き、Grade8年生からの全ての生徒に、ラップトップコンピューターによる授業を導入しています。

施設も改装し、継続して学びの環境を整えるよう努力をしています。