卒業生からのメッセージ

【卒業生】T.D.さん

T.D.さん
「なんとしても医師になる」。
その揺るぎない一念で手にした成果です。


高校3年間は野球に没頭。

高校では3年間、野球部に在籍していました。受験勉強は、高校3年の8月中旬に野球部を引退してから本格的に始めました。国公立を目指していましたが、現役では学力的に難しいと感じていました。
そんな中、友人から北京大学医学部留学のプログラムがあることを教えてもらいました。そんな選択肢があるとは思ってもいなかったので驚きましたが、同時に興味を持ちました。


父の影響で、北京大学医学部へ挑戦。

北京大学医学部の話をしたところ、父からは、「目的は医師になることだから、海外のどこへ行こうが、どの医学部に入ろうが同じだ」と留学を応援してくれました。北京大学医学部に進学できるのであれば、ぜひ挑戦したいと思い、医学部留学を決めました。
留学してから医師免許を取得するまで、ずっと「医師になる」という目標だけは持ち続けていました。日本と中国のダブルライセンスを取得まで努力し続けられたのは、その夢が揺らがなかったからだと思います。


これから北京大学医学部を目指す方へ。

あまり深く考え込まない方が良いと思います。
10年後どんな人生を歩んでいるかは誰にも分かりませんし、もし、中国で諦めてしまったとしても、それは失敗ではなくただ道が変わるだけだと思います。
私も「日本の医学部に入学して、日本の医師になる」ということが目標ではなく「医師になる」こと。そのものが目標でした。それが達成できるのだとしたら、どの道を選んでも良いと思います。かたくなに国内大学医学部でないと!という道の選び方は非常にもったいないです。
また、学力的についていけるかなどと不安を感じて、一歩踏み出すことに怖じけついてしまうことも。「学力」より「やる気」の方が重要です。北京大学医学部に留学したからには、「絶対医師になる!」という目標がしっかり定まっていることが大事です。この道に挑戦する上で学力的についていけるかなど、考え過ぎて足を止めてしまうより、後悔しないようにまずはチャレンジすることが重要だと思います。